








知覧平和公園


中心には 知覧特攻平和会館があり、特攻隊員の遺品や遺書、写真などが展示されています。


母の像「やすらかに」


この像は、優しい母親の姿を表しており、特攻隊員の像を静かに見つめています。母として特攻隊員を見守った、その深い想いが伝わってくるようです。


一式戦闘機「隼」




太平洋戦争で陸軍の主力戦闘機として活躍した一式戦闘機「隼」Ⅲ型甲は、当時の資料や少飛会の意見をもとに、可能な限り忠実に復元製作されました。この復元機は、2007年(平成19年)に公開された映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」の撮影で実際に使用されたものです。細部まで再現された機体は、当時の姿を現代に伝える貴重な存在であり、戦争の歴史を学ぶ上で大きな役割を果たしています。


特攻勇士の像「とこしえに」


特攻機は遂に帰って来ることはありませんでした。国を思い、父母を思い、そして永遠の平和を願いながら、多くの勇士たちは征っていったに違いありません。慰霊碑「とこしえに」は、そんな彼らの心に寄り添い、全国の心ある人々によって建てられたものです。
1974年(昭和49年)に建立され、伊藤五百亀氏によって制作されました。勇士たちのみ霊がとこしえに安らかであることを祈り、そのりりしい姿を永久に伝えたいという願いが込められています。


航空自衛隊初等練習機「T-3」



この飛行機は、初等練習機として山口県の航空自衛隊防府北基地で活躍していましたが、知覧町が借り受けたものです。


飛行場の門柱
かつて飛行場の門柱が移設されています。門柱の跡には、知覧教育隊にゆかりのある人々によって記念碑が建立され、当時の歴史を静かに伝えています。
昭和十六年十二月に開校した大刀洗陸軍飛行学校知覧分教所(のちの教育隊)の正門として使用されていたものです。終戦後の昭和二十六年には旧知覧中学校の正門として再利用されましたが、昭和五十六年の統合により閉校となったため、現在の場所に移設復元されました。時代の流れとともに姿を変えながらも、知覧の歴史を示す貴重な遺構として残されています。


知覧教育隊之記念碑


知覧に設置された第四〇教育飛行隊(西部第三部隊)では、学徒出身の特別操縦見習士官の教育が実施されました。その後部隊は移動し、第一期生・第二期生・教官を含む隊員たちは知覧の飛行場から沖縄へと出撃、全員が振武隊として散りました。この碑は平成14年3月に第四〇教飛の会・知覧特攻顕彰会・特操二期生により建立・修復されたものです。


鳥浜トメ顕賞碑
特攻隊員たちを実の母のように支えて見送り続けた鳥浜トメの献身を後世に伝えるために建てられた碑です。


特攻平和観音堂




この観音堂は、沖縄戦で亡くなった1,036名の特攻隊員の精神をたたえ、平和を祈るために建てられたものです。堂内の観音像は、法隆寺の秘仏をもとに特別な許可を得て再現された金銅像で、その体内には隊員たちの名前が記された巻物が納められているといわれています。
毎年5月3日には慰霊祭が行われ、多くの人々が祈りを捧げます。また、観音堂は2004年(平成16年)に第50回祭を記念して改築され、より多くの人が訪れやすい形へと整えられました。


隼ラーメン
知覧特攻平和会館のすぐ近くにあるラーメン店です。食べごたえがあり、観光の合間に立ち寄るのにぴったり。知覧を訪れた際は、歴史を感じたあとにこの優しい味のラーメンでほっと一息ついてみたいお店です。


知覧町護国神社


知覧町護国神社は知覧平和公園内、知覧特攻平和会館の隣に位置する神社です。明治2年に戊辰戦争の戦没者を祀るために創建され、以来西南戦争から太平洋戦争まで郷土の戦没者が祀られています。平和会館とあわせてぜひ手を合わせたい場所です。
参考 : 知覧町護国神社 - 神社・仏閣 / 南九州市 - かごぶら!

平和の鐘


知覧の「平和の鐘」は、知覧特攻平和会館の前庭に建てられた鐘で、平和を願って建立されました。訪れた人は自由に鐘を鳴らすことができ、静かに手を合わせながら平和への祈りを込める場となっています。緑に囲まれた穏やかな空間で、過去を思い、未来への平和を願う象徴的な場所です。


平和の母
知覧平和公園内に建てられた慰霊の彫像です。


三角兵舎(復元)


三角兵舎は、かつて特攻隊員たちが出撃前の数日間を過ごした宿舎として造られた建物です。空襲を避けるため、飛行場から少し離れた松林の中に設けられ、半地下式木造のバラック建てとなっていました。屋根には偽装用の幼木がのせられ、敵から見つからないよう工夫されていたといわれています。隊員たちはこの場所で壮行会を開き、隊歌を歌い、遺書や家族への手紙を書きながら、出撃までの時間を過ごしたそうです。
現在、跡地には三角兵舎跡を示す石碑が建てられています。また、特攻平和会館の隣には復元された三角兵舎があり、当時の様子を偲ぶことができます。静かに佇むその姿は、戦争の記憶を今に伝える貴重な存在となっています。


知覧特攻平和会館










知覧特攻平和会館は、沖縄戦で体当たり攻撃を行った特攻隊員の遺品や記録を保存・展示し、戦争の実情を後世に伝えて平和に貢献する施設です。
実際に使われた戦闘機も展示されていて、自分がそれに乗る立場だったらと思うと、恐怖と覚悟の重さに胸が詰まる思いでした。自分よりも若い人たちが命を懸けて飛び立ったことを思うと、その現実が信じられず、平和の尊さを改めて感じました。


海軍 零式艦上戦闘機











この零戦は、かつて海軍で使われていた戦闘機の一つで、鹿児島の海に沈んでいたもです。昭和20年にエンジンの故障で海に不時着し、約35mの深さの海底に眠っていましたが、昭和55年に知覧町が引き揚げて展示して、現在残っているのは機体の前方部分だけとのことです。
区分 | 大人(高校生以上) | 小人(小・中学生) |
|---|---|---|
個人 | 500円 | 300円 |
団体(30名以上) | 400円 | 240円 |